皆さん、デート代はどうしていますか?つづき

そこで、大学時代からの男の先輩二人に聞いてみました。
先ずは、バイト仲間だったSさん。面倒見が良くて背が高くてイケメンなのに少しお調子者の三枚目なところがあって、いつも人の輪に囲まれているタイプ。
『俺は学生時代から、基本、デート代は男が払うスタンス。高校の時に初めてバイトをした理由も、自分で稼いだお金で彼女の誕生日プレゼントを用意したかったから。その時のすごく喜んでくれたっていう印象が強く残って、自分の力で彼女を笑顔にしてあげたいっていう気持ちが大きくなったんだと思う。それに、女子は男子と違って、自分の身の周りのことを整えるのに、洋服以外にもあれこれお金が掛かるっていうのも分かるし、かわいくしていると、俺の為に気合いを入れてきてくれたんだなって嬉しくなっちゃうし、気持ちがあるのが分かる。だから、その分お返しっていうか、「ありがとう」という意味で。現実問題、男性の方が平均年収が高いし、当然といえば当然だと思っている。事あるごとにプレゼントを要求してくるようタイプはNGだけど、デートで食事したり出掛けたりする分には、全部俺持ちで構わない。お会計の時に、マナーとして財布をちら見せしてくる女子もいるけど、俺はそれも別にしてもらわなくていいかな。きちんと、「ごちそうさま」「ありがとう」が言える人がいい。みんな、できているようで、 意外とできていない人って多いよね。変に恥ずかしがらずに、にっこり笑顔で元気に「ごちそうさまでした!」と言ってくれればOK。そういう事ができている人っていうのは、「ここは私が出すね」と言ってカフェ代をさっと出したり、一緒に観に行く約束をしていた映画のチケットを事前に二人分用意してくれていたり、物腰がスマートっていうか、さり気ない気遣いができるよね。たまに、「いつもありがとう」と手書きのメッセージが添えられたお菓子をくれたり、俺が見つけるとつい買ってしまうガチャを「これあげる」ってポンと渡してきたり、たったそれだけで、いい子だなって思っちゃう。話は戻るけど、もし相手が割り勘にしたいって言ってきたら、ありがとうと思う前に戸惑うかも。社会に出て、自分で稼いで思うのは、「お金は男のプライド」だという事。好きな子の希望はできる限り叶えてあげたいし、一番は喜ぶ顔が見たい。相手に尽くしたいというのが男の本質だと思うし、やっぱりかっこつけたいから』

続いて、大学のゼミの先輩だったTさん。清潔感があってすらりとした長身。いつもきちんとしていて、穏やかだけれども自他共に厳しい印象。スーツ姿は本当に男前。
『学生時代や年下の女性と付き合っている時は自分が殆ど出していたが、ここ数年出会う女性とは、同年代でも年下でも、どちらかといえば割り勘が多い印象。女兄弟がいない家庭で育ったという事もあり、女子には優しくと育てられてきたものの、通っていた共学高校は圧倒的に女子が強くて、ヒエラルキーのトップにいるのは常に女子生徒。何か違うなと薄々感じながら大学時代を過ごし、今の勤務先は、男女関係ない職場で役職が付けば違ってくるが年収格差に開きはないから、逆に男性側が支払うことで不快な思いをしている女性がいるのかもしれないと感じている。これは同僚の女性社員と会社の飲み会の後に二人でバーに立ち寄った時の話になるが、つい先日仕事を手伝ってもらったこともあり、深く考えずに二人分の支払いを済ませて店を出たあと、「同じ分だけ稼いでいるから気にしないで。仕事で何かあった時に助けてくれたら嬉しい」と返されたことがあった。男女の関係ではなく仕事仲間という事もあるとは思うが、自分は、男性社会の中で男として生まれてきたことに対して驕っているところがあったかと考えさせられるきっかけにもなった。とはいえ、過去に、上場企業で総合職として働いている女性と付き合っていた時にはそういう話にならず、夕食や少し値段が張る時は自分が支払い、相手はお茶代を支払うという暗黙の了解のようなものが存在していた。正解は分からないから相手に合わせているというのが正直なところ。割り勘ばかりだと気持ち的にすっきりしないから、「今日は俺が」と押し切る時もある。実際、どんなに好きだ、大切に思っていると言葉を尽くしたところで、割り勘男からの愛情を女性は感じることができるかと聞かれれば、答えはNOだと思う。そもそも男性は、気遣いといったソフト面において不器用な人間が多いから、目に見えない気持ちだけでは足りないところを補う意味で、プレゼントだったり、デート費用を出すことで、女性から信じてもらえるのではないか』

皆さん、この二人の意見を聞いて、いかがですか。
ちなみに、Sさんは3年間の交際を経て5月に挙式予定。
Tさんも、交際1年目の彼女と結婚の話がちらほら出ているそう。
正直、二人の話を聞いてほっとした。男性側が、割り勘で当然というスタンスでこられたら、物凄く抵抗を感じていたと思う。先輩たちが、きちんと相手の女性のことを考えてお付き合いしている優しい男性だということを改めて知ることができたし、大切にされている彼女さんたちが羨ましくなった。
お金の価値観が合う合わないは、お付き合いをしていく上で大切な要素の1つだと思うし、そのあたりがお互い一致していれば、どちらが多くだそうと割り勘だろうと構わないという結論を出そうと思う。
勿論、私の誕生日やプロポーズの時に割り勘にしてくるような男性は論外だけれどもね。