都内出身、某大手企業に勤務する30代の男性。
長身で有名私立大学卒業の高学歴・高収入・高身長のいわゆる「三校男子」。
そこそこのイケメン君のお話。
お家柄も良く、たしなみ全てがスマートで現在彼女なし。
半年前まで、社内でも仕事が出来て美人と評判の彼女と2年間、誰もが羨む社内恋愛。
誰もが認めるお似合いの素敵なカップル。
結婚は秒読みと思われていましたが、プロポーズをした彼が耳にした彼女からの返事。
「なんか違う」とまさかの破局。
その後イケメン君は本社から支社へ異動となり身も心も落ち込んで・・・
しかし、そこはイケメン君、知らない土地で気分も新たに「婚活宣言!」
婚活パーティーに参加すると、やはり人気者。
でも、婚活をはじめた頃の彼が求める女性像は、とても理想が高く、美人で性格良くて、頭脳明晰で人に優しく等々、あげればきりがない理想だらけの世界。
理想を追い求めて苦戦続きの婚活!諦めかけた彼に変化が・・・
婚活に苦戦しながら進んでいくうちに、「理想と現実は違う」「恋愛と結婚は違う」と、やっと気づいたその直後、イケメン君はパーティーで知り合った彼女とアッという間に入籍。学歴や外見条件よりもお人柄重視、一緒に居る時の居心地の良さ、会話のキャッチボールが自然に出来る、何よりいつも自分らしくいられるお相手を選んだイケメン君。
婚活を経験したからこそ気づいたこと、わかったことがあったと、考え方によって人はこうもかわるものだと。どこにご縁があるかわかりません。
どこに運命の人がいるかわかりません。
彼の理想を根底から覆した彼女、どんな魔法を使った訳でもなく、彼自身の考え方が変わった時に出会った運命の人。
自分の考え方をかえてみるとそこに運命の人がいるかも知れません。
運命の人は絶対にいると証明してくれたイケメン君。
ちなみに、イケメン君の運命の人は、ごくごく普通の笑顔がかわいい人でした。
自分がかわれば周りもかわります。
相手に求める前に自分を見つめなおせば、きっとあなたも運命の人がいることに気づくでしょう。