女友達


私には親友と言える友人が3人います。
一人は小中学時代を共に過ごしたA子。
あとの二人は大学時代からの友人。
休みは、誘い合わせてランチを兼ねての外出、ショッピング。
長い休みがあるときは旅行を楽しんでいました。

ところが、最近幼馴染と言えるA子が結婚することになりました。
その話を二人にすると・・
一人が「私も付き合っている人がいる、その人と結婚しようと思ってる」
と、言いだしました。
突然の言葉に、私ともう一人の友人はビックリ!
顔を見合わせて「・・・」

確かに・・会うと必ず口癖のように、
「結婚はまだ早いよね。
みんなと会っている方が楽しいし、この時間が大切。
結婚したら、こうはいかないよね。」
なんて話していたのは数年も前。

私はその時の気持ちのままいたけど、
周りはちゃんと時が進んでいたんだと気付きました。
私と顔を見合わせた友人には、彼すらいません。

次は絶対私。
とっさに頭に浮かんだ思いは
「彼女には絶対負けたくない!」
でも・・きっと彼女も同じように思ったはずです。
心なしか、瞳の奥に“火花”が散ったような・・気がしました。

出会いがない!
どうしたら相手が見つかるだろう・・。
そんなに長い時間かけていられない!
結婚の意思のある人を探すには・・・。
「そうだ!結婚相談所」

私は行動に移すことにしました。
「婚活はじめます」