お見合いで人気のある男性がプライベートでもモテるとは限らない


結婚相談所でアドバイザーをしています。

いつの時代においても、人気のある男性は、
高学歴、高収入、高身長である事に変わりはありません。
そこに、清潔感は勿論のこと、優しさや気遣いといった思いやりが備わっていれば、
ご縁はタイミングもあるとはいえ、あっという間にお相手を見つけてご成婚退会していかれます。
逆に、条件面は同じでも、思いやり等の内面に欠けている男性は、
どんなにお見合いが組めてもご成婚への道のりはまだまだずっと先です。
婚活市場において、ご本人のご性格や気質、コミュニケーション能力等は後回しにされがちです。
タイトル通り、お見合いで人気のある男性がプライベートでモテるとは限らないのです。

好条件の男性には、女性からのお申込みが殺到します。
高倍率の中、お見合いのチャンスを勝ち得たというのに、実際にお会いしてみるとイメージ
していた人と違った…という事を経験されている女性は少なからずいらっしゃると思います。
条件に釣られて、内面もきっと尊敬できる良い人だろうと
勝手に期待値を上げてしまった結果です。
そういった意味では、好条件の男性に対して、女性の見る目は特に厳しくなります。

傲慢な人。ぞんざいな態度、口ぶりの人。謙遜しながらも自慢話を延々と続ける人。
ご自分の事ばかり話して相手の話を聞かなかったり、逆に質問責めにする人、
相手と呼吸を合わせた会話ができない人(会話のキャッチボールができない)。
相手の目を見れない人、etc.

態度が横柄な人は、自信の無さの裏返しの場合もありますが、「この俺が会ってやってるんだぜ」的な、
ご自分の人柄はよそに置いて、社会的ステイタスを盾に勘違いしている場合もあります。
一流企業に勤めていたとしても、肩書きを失えば「ただの人」だという事に気付けないのでしょう。
会話のキャッチボールができない人は、相手を気遣う余裕がない人。
相手が何を言おうとしているか行間を読むことが苦手で、例え、傍からは会話が盛り上がっているように聞こえても、
相手の方は、会話が噛み合わない、フィーリングが合わないと感じてしまいます。
男性の中には、普段でしたら異性と目を合わせて普通に会話ができる人でも、
もしかしたら結婚するかもしれない女性だと意識した瞬間から、
相手の顔を見ることができなくなってしまう人がいます。
初対面の人から終始見つめられていては、見定められているようで居心地が悪いものですが、
俯いてばかりいては、気持ちがないのだと疑われてしまいます。
眉間の辺りをぼんやり見ながら、会話の句点等のタイミングに合わせて
斜め上に視線を逸らすようにすると印象も良くなります。

態度も会話も、本人の心掛けひとつで相手からの印象はグッと良くなります。
お見合いは組めるのにご縁が進まないという方。婚活を始めたばかりであれば、
タイミングもありますので、良い人がいないと嘆くのも良いと思います。
半年、一年経っても状況が変わらない場合は、相手に問題があるのではなく、
ご自身に何か問題があるのではと疑ってみてください。
そこに気付けた方から、ご成婚が決まっていきます。

ご自分を変えたいと思ったら、先ずはスタッフにご相談ください。
ただし、こちらからのアドバイスは素直に聞いて、受け入れてください。
耳が痛いと感じたならば、それがあなたに足りないものです。

素直な心、思いやりの心を持って、お見合いに挑みましょう。